soeruリリースに寄せて
この度、私たちは<子どもをまんなかに思うギフトストア「soeru(ソエル)」>をリリースしました。soeruは誰もが子どもたちにぴったりのギフトを贈ることができる、新しいギフトのしくみです。
soeruのきっかけ
そもそもsoeruは、あるスタッフとの何気ない会話から始まりました。
「姪っ子の誕生日にプレゼントを贈りたいけど、何をあげたらいいのかわからない。」
「今姪っ子が何を好きなのかもよくわからないけど、かといってお金じゃ味気ないしな。」
なるほど。たしかにそうだよなと。
プレゼントを贈るというのは大人に対してでも難しさを感じることがあるものです。どんなものが好きなのか、もし既に似たようなものを持っていたらどうしよう、喜んでくれるだろうか・・・ということを考えながらプレゼントを探します。
これが、子どもとなるとより難しいというのは納得です。そもそも子どものおもちゃやグッズにどんな物があるのかということも、普段子どもと触れ合う機会がなければ知らないですし、ぐんぐんものすごいスピードで成長し、それに伴い好きなものや、楽しく遊べるものも変わっていく中で、その時のその子に合っているものを選ぶことは難しいものです。実は、こんな風に困っている人は他にもたくさんいるんじゃないか。
そんな困りを解決し、誰もが子どもにピッタリのギフトを贈ることができる仕組みとして生まれたのがsoeruです。
soeruの名前に込めた思い
soeruという名前は「寄り添える(そえる)」という意味でつけられました。子どもや保護者、そしてギフトを贈りたいと思うあなたに寄り添いたい。そんな思いが込められています。
子どもの今の姿に寄り添い、ピッタリのギフトを贈るということは、喜んでもらえるだけでなく、その子のありのままを肯定することだとも思っています。
「何をあげていいのかわからない」と思ったとき、手がかりになるのは年齢や性別です。実際、多くの子どものおもちゃは◯歳向けと対象年齢が書かれており、ギフトセットなんかは性別によって男の子は青くて車のおもちゃ、女の子はピンクでぬいぐるみのように、きっかり別れているものが多いです。
しかし、子どもたちを見てみると、同じ年齢であってもできること、好きな遊びは全く違いますし、男の子だから〇〇、女の子だから△△というのは、子どもたちにジェンダーバイアスを押し付け、選択の幅を狭めてしまうことにもなります。
子どもは、身の回りの触れるものの全てから世界を知り、自分を知り、成長していきます。だから、周りの大人がどんな思いでどんなものを子どもたちに手渡すのかということは、子どもたちの未来に大きく関わることなのです。
子どもたちを年齢や性別などの枠組みに当てはめるのではなく、多様である子どもたちに私たちが寄り添う。そんな社会を目指したいという思いもsoeruには込められています。
さいごに
あなたの子どもを思う気持ちが、子どもや保護者を笑顔にし、その笑顔が未来まで続く社会を創る。
そんなサービスがsoeruです。
まだまだ未熟なところもあるsoeruですが、いつも子どもをまんなかに、みなさんと一緒に成長していきたいと思っています。
子どもをまんなかに、みんなで未来を想う。
あなたもその一員になってくれることを心待ちにしています。
さあ、子どもたちに未来を贈ろう。
株式会社spectrum 代表取締役
加藤未来