今回の特集は「子どもの権利」です。1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」から30年以上経て、日本でもこども家庭庁やこども基本法など、公的な面でも子どもを中心に考える取り組みが増えてきました。しかしまだまだ権利が十分に守られているとはいえません。
子どもには子どものための特別な「子どもの権利」がある。
しかしそれは、子どもだけを考えることではなく、すべての人が生まれながらにもっている「人権」を考えることと切り離してはいけないと思うのです。だから今回は、子どもの権利はもちろん、人権や権利そのものについて考えるきっかけになるような20冊を集めました。
本との出会いを通して、一緒に子どもの権利について知り、考えたり、話したりしてみませんか。